WAON POINTカード/制度改悪後はタダで購買情報を収集しようとしているのか (2)

　2020/4/1の制度改悪で現金以外とイオン商品券以外はポイントが付かなくなりました。しかし、セルフレジは当カードの有無を尋ねてきますし、「持っていない」として会計進めてもレシート最下部には「WAON POINT会員募集」の文言が表示されます。当然、私の決済手段は現金でもイオンカードでもWAONでもありませんので、ポイント付与にはなりません。


　まあ、電子マネーWAONでもWAON POINT会員になることはできますが、だとしたら電子マネーWAONの宣伝をすればいいことです。ポイントが付きやしないポイントカードを提示させようとするのは、どうも「タダで購買情報収集してるな」と思ってしまいます（単にレジシステムを改修していないだけの可能性もあるが）。


　専門のマーケティング会社をつくってまでWAON POINT・smart WAONを始めたあたり、単にポイント付与をしてリピーター獲得するだけでなく購買情報の収集と分析をしているはず。それを購買者への対価なし（ポイント付与しないで）で行っている姿勢には苦言を呈したくなります。

napierさん、コメントありがとうございます。


　ただの「システム上の問題」なんですよね。それは重々承知しているものの、それの穿った解釈では「タダで購買情報収集されている」って気になってしまいます。
　消費者からすると、システム改修に多額の費用かかることなど知ったこっちゃないので、おっしゃるように「消費者に理解してもらえるようなシステムにしていない取締役陣がバカなんだ」と感じるしかありません。
　ポイント事業に関わらず、大企業になればなるほど、現場で何が起きるか考えずに目先の収支ばかりに囚われているように感じます。今回の件はその一例です。

これは、システムの問題です
有人レジでも、会計前の時点でポイントカードを持っているか確認してくるわけですが、
「（有人レジなら）会計前に提示しないとポイントは付けないが、しかし現金でないと付けない」という、
じわりと矛盾を孕んだフローになっていることに問題があります
これについては、majicaと同じで会計前に提示しないといけないのはある意味万国共通みたいなものですから仕方ないことだと思います
また、これは推測にしか過ぎませんが、このシステムを改修するにしても間違いなく本社が一括して稟議を通したり予算を組んだりするでしょうから、
数千万単位では済まないくらい費用が必要になるとは思います
この辺り、言葉は悪くなりますが、消費者に理解してもらえるようなシステムにしていない取締役陣がバカなんだと責任を経営陣に心の中で唾を吐き掛け、
何も考えず取り敢えず会計さえ済ませたらいいやとタッチパネルをポチポチ押すのがいいのだといつも思います